保育士 求人の発想を転換させてみました
身体成熟期を迎えて、生殖腺からのホルモン分泌が増える有名な変化とはほとんど関係ない。
もし関係があるなら、男の子より2年早く成熟する女の子は、性衝動を最初に認識するのも早くなるはずだ。
また、脳による学習行動と結びつける意見もある。
脳のある部分が目を覚まし、おとなを模倣しなさいと命じる。
それを受けて、子どもは見よう見まねで親のやることに追随する。
だがそれもおかしいとMは言う。
なぜなら10歳の性衝動は、異性愛だけでなく、異性愛の親をもつ同性愛の子にも同じように出現するからだ。
ではいったい何なのか?Mがねらいをつけるのは、テストステロンやエストロゲン以外のホルモンだ。
知名度は低いが、子どもが6、7歳になると分泌が始まるホルモンで、たとえばアンドロゲンもそのひとつである。
このホルモンは精巣や卵巣だけでなく、副腎からも分泌される。
6、7歳になると副腎は成熟し、DHEAというアンドロゲンの一種を作りはじめる。
DHEAは、代謝によってテストステロンやエストロゲンヘと変化するホルモンだが、最近はエネルギーを増進させるサプリメントとして人気がある。
10歳前後にアンドロゲンの分泌が盛んになる時期は、アドレナーキと呼ばれている。
マクリントックたち一部の研究者は、身体成熟を考えるなかで、このアドレナーキがあまりに軽視されていると考える。
「小児内分泌の専門家はわかっているけど、世間一般の認識はお寒いものよ。
この年齢ですでにホルモンの影響を受けているとは、誰も思っていないの」。
まだ予備的な研究だが、極度の攻撃性や行動障害、操うつ病など思春期に見られるさまざまな病気が、このアドレナーキを出発点にしている可能性も指摘されている。
アドレナーキは、幼い恋を芽ばえさせるホルモン・エンジンのひとつなのだろうか?Mは脳を忘れてはならないと念を押す。
10歳というのは、最初に性衝動をはっきり意識した年齢である。
幼稚園や小学校にあがる前でも、男の子や女の子にほのかな衝動を感じた人はたくさんいるだろう。
最近Mは、研究をさらに次の段階に進めている。
女性の汗をしみこませたティッシュを別の女性にかがせてみたら、かいだ側の月経周期が動いた。
この実験でMは、被験女性の排卵期を次々と変えることができた。
これは驚くべき結果だった。
フェロモンという、ほとんど感知できない匂い物質が信号をやりとりしているにちがいないとMは確信している。
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